すごくいい!
思った通り!やっぱりおいしい~
そして、とにかく見た目がかわいい~
おしゃれな感じで、気分も上がる
塩茹でしたら黄緑色が鮮やか!
少量だったけど、それでもとにかく満足でした。リピ決定。
先月から始めたOisix野菜の中で、カリフローレがピカイチのお気に入りです!!!(よんさま)
初めて食べました。さっと茹でてもろみ味噌につけて食べました。甘くておいしかったです。(ひろみさま)
昨年からOisixでご紹介したところ、たちまち人気野菜となった「カリフローレ」。
手に取ればついつい、どうやって食べようかな、おもてなしのひと皿に使いたいな、とワクワクせずにいられない、かわいらしい小花のような佇まい。
さっと茹でてかじればカリポリッと楽しい食感、そしてすっきりした甘みが楽しめて、見た目もおいしさも、使い勝手もよく、実にいいとこ取りの新感覚野菜なんです。
この秋は台風にたびたび襲われ、収穫間近の畑のダメージが心配されたのですが、生産者・木村さんから「もう大丈夫!」とご連絡いただき、さっそく畑にうかがいました。
「ここらへんは昔から白菜やねぎ、小松菜の産地。あとは、ひたすら田んぼですね」
そんな風景が、案内してくださっている木村彰宏さんご自身の畑に足を踏み入れると、一変します。
グリーンの中を進めば、ぎゅっと詰まったカリフローレやオレンジカリフラワーの花芽が顔をのぞかせています。
話を続けながらも、その一つひとつの成長ぶりを確認し、切り取った外葉を霜よけ、日よけにそっとかけていく木村さん。
木村さんが手がけている野菜たちを見て回りました。
立派な株ごと届くのを楽しみに待っているお客さまが多い、フェンネル(フィノッキオ)。
畑に植わっているだけでも絵になる、美しい葉色のトレビーゾ。
この日が今季初収穫のカステルフランコ。一つひとつ模様の出方も違います
育ってきたエンダイブ。これからゴムで束ね、日を当てないようにして出荷を待ちます
畑に、こんなに魅力的な、かわいい野菜たちが待っているって、いいですよね。
ついそんなふうに軽々しく考えてしまいますが、実はカリフローレを始めとして、木村さんが手がける野菜は国内での栽培実績がほとんどないものばかり。
「最初の年は、実は、まったく売り物にならなかったんです」
頼りになる先達も、国内での栽培ノウハウもない中で、試行錯誤しながら何年もヨーロッパ野菜を作り続ける苦労は、並大抵のものではなかったはず。
「自分の野菜は出荷できなくて悔しい思いをした。でも、初めて食べて惚れ込んだ味を、なんとか自分で作れるようになりたい。その一心でしたね」
今年も、天候不順や台風で痛めつけられているので、ものになるかどうか…。気を抜くことができない日々が続きました。
台風の翌朝はプールのようだったという畑。一度倒されたカリフローレの株元は、それでもしっかり立ち直って力強く根を張り、こんなにも美しい花芽がこんもりと上がってきました。
こんもりしていますが、今年はまだ小さいほうなのだそうです。
横から見ると、きれいなグリーンの軸がみずみずしく、どこまでもジューシー。畑では生でも食べられます
実は、木村さんはもともと市場向けに出荷する花を作り育てていました。今でも、ご両親がハウスで季節の切り花を作っています。
畑に隣接したハウスの中には、これから出荷するストックが蕾をたくさんつけていました
「カリフローレをやりたいって思った理由は、これまで家で手掛けてきた花みたいにきれいだなっていうのもあったんですけど、でも何よりも、食べておいしかった。その感動が忘れられなくて。
うまっ!って(笑) こんなにおいしいものがあるんだって」
もともと、カリフラワーのぼそぼそした食感は苦手だったそう。
「だけどカリフローレは、このスティックの部分がとにかく甘くておいしいんですよね」と、思いは尽きません。
いつも家に野菜があるのが当たり前だった、という木村さん。5代目続く農家で、子どもの頃はビニールハウスの中はきゅうりがメインでした。
「25年前に父親がぜんぶ切り花に切り替えた」
木村さん自身も、切り花農家を継ぐつもりで家に入ったそうです。
そのときはまだ周囲に農家がいっぱいで、近くの畑も借りられなかったのが、次第に、あちこちの畑が空いているのが目立つように。
「ヨーロッパ野菜を作らないか?」と声がかかり、カリフローレと出会ったのはそんなときでした。
近隣の、後継者がいなくて…という畑を借りては野菜を植えていくうちに、
「気が付いたらとんでもない面積になっていましたね」
どれだけ種を蒔いた分の収量が上がるかわからない中で、手がける野菜を拡げてきた木村さん。
そう、みんな野菜なのですが、届いた箱を開けて感じるのは、まるでブーケが届いたような嬉しさです。
お客様からも、「手にとって気持ちが上がる」「料理に前向きになれる」「ワクワクする」というお声が聞かれます。
「この野菜をメインに、何作ろうかなって考えるようになりますよね。かわいいし、おいしいし。
野菜から献立考えるきっかけになると言っていただけるのが、嬉しいですね」
「西洋野菜って、それぞれおいしさがユニークで、代わりになるものがないんですよね。
この野菜そのもののおいしさを気に入って使ってくださっているお客さまやシェフがいるから、プレッシャーもありますけど、その分やりがいも大きいです」
一番最初に自分がおいしいと感じたときの気持ちに共感していただけるお客様を増やしたいな、と話す木村さんの横には奥さまが。
奥さまには、その思い伝わってますか?(笑)
「花農家に嫁いだはずなのに、野菜ばっかりって。最初はさんざん文句も言われました。
でも、今はおいしいって気に入って食べてくれてる。
彼女も、もともと野菜そんなに好きじゃなかったんですよ(笑)」
木村さんが一番大事にしているのは、「自分が自分らしく作れる品目で、楽しく仕事をすること」。
「作るだけのプロではなくて、自分の野菜として選ばれ、買っていただけるところまで見届けたい。
自分のお客様の姿が見えてくるのは、楽しいですね。
この仕事が楽しく続くものにならないと、あとに続く者もいなくなってしまう。
自分だって、最初農家継ぎたくなかったし」
木村さんは、Oisixでご自身のお野菜に対するお客様の声をしっかりチェックしています。
「作っている自分の気持ちが入っていくものだから、感動できるだけのおいしさを伝えたいし、そのためには、自分がおいしいと思えるものでないと、何も始まらない。
これからも畑で食べる味を、大事にしていきたいと思っています」
生でも食べられますが、サッと湯通しした方が甘さが増し、茎のグリーンも鮮やかになります。
すぐに作れるおすすめは、レモン汁、ナンプラー、スイートチリソースで和えたエスニックサラダ。
おろししょうが、醤油、ナンプラーに、熱したごま油を回しかけ、絡めて食べるのも木村家の定番です。
パルメザンチーズを衣に入れたフリットは、木村さんの奥さま一番のお気に入りレシピなんだそう。もちろん、木村さんも。
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