旬の人
2017/09/14

【VOiCE】本当の牛乳を日本に残していきたい 鈴鹿山麓ヨーグルト/四日市酪農さん(三重県)

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朝、1杯の牛乳を求めて

Oisixでお客さまに人気の「鈴鹿山麓ヨーグルト」「鈴鹿山麓低脂肪乳」などを製造している四日市酪農さん。

ご自身も酪農家である太田誠治社長が、つい最近、出張先のドイツに滞在した時のこと。

「ホテルの朝食に、牛乳がなかったんですよ。びっくりしました」

次のホテルに移動しても、そこでも出て来ない。

「牛乳なかったら死んじゃう。飲み過ぎた朝は牛乳で回復するんだもの(笑)子どものときから飲んでるからね、飲まないと調子悪いんですよ」

太田さんがやっと見つけた、シリアルの隣りにひっそりと置かれていた牛乳は、製造から1~2ヵ月も常温での保管が可能な、ロングライフ牛乳でした。

「EUでどんどん安い原乳が入ってきているから、工場が閉鎖されているんですね。もう、ロングライフでいい、となっているんだなと、悲しくなりました」

 

最後は、ほんとうの牛乳は日本にしか残らないのでは

この流れは、ヨーロッパだけではなくなってきています。

アジアで手に入るのはほぼすべてロングライフ牛乳。スーパーに牛乳を買いに行くと、お菓子売り場やシリアル売場に牛乳が常温でずらり。

アメリカでも大都市圏の高級スーパーはともかく、ちょっと田舎に行くと、並んでいるのはキャップつきの大容量ボトル。チョコレート味やいちご味に加工されたロングライフばかりなんだそうです。


「新鮮な牛乳が飲める国は、日本と、あとはスイスくらいになっていくんじゃないですか」と太田社長

国内でも、一般的に目にすることが多い大手メーカーの高温殺菌牛乳は、ますます工場を集約しています。

 

本当に新鮮? Oisixの牛乳は「産地パック」

製造年月日や賞味期限が同じなら、牛乳の鮮度は同じ―そんなふうに思っていませんか?

一般的な牛乳の多くは輸送コスト削減のため、消費される大都市の近くまで原乳を集めてから「消費地パック」をしています。

各地の牧場で搾乳された牛乳は、何度も積みかえられて、都市近くの工場に。
誰が、いつ搾ったかは分かりません。

集めた牛乳を合わせて殺菌・パック詰め。そしてこの日が「製造年月日」となるので、生乳の本当の鮮度も分かりません。

一方、Oisixでお取扱いしている牛乳はどれも「産地パック」。
牧場近くの工場で、搾乳したての新鮮な生乳をパック。その後は一貫してクール便でお客さまのもとへお届けしています。
この本当の新鮮さが、Oisix牛乳のおいしさにつながっています。

子どもたちも減っていく中で、高温殺菌牛乳のメーカーはどんどん加工品にシフト。海外のようにキャップつきの、風味づけされたものも出てきています。

「毎日食べるものはシンプルなものがいいですよ。飽きないでしょう。なんにも入ってないですからね、3連のヨーグルトも」

 

もともと地球上にあったものを食べてもらいたい

酪農組合からスタートした四日市酪農さん。
牛に与えるえさもすべて自社配合で手作り。組合の5軒の農家さんが、100%この共通のえさを使って牛を育てています。

「輸入飼料に頼ると、どうしても遺伝子組み換えの飼料が混ざってきてしまうので、それを防ぐためです。各農家さんの仕入量も第三者機関がチェックして、安心できるえさだけでやっています」

牛1頭が一日に食べるえさの量は40キロ。しかも発酵飼料なので、寝かす手間もかかり、その置き場も確保するのは大変です。

「お客さまには、生産者がやっていることがいつでも自信を持って見せられるようでないと。だから、安心していただける」

 

このおいしさは、酪農家の奥さんたちのこだわり

「このヨーグルト食べてからスーパーのヨーグルトが臭くて食べられなくなりました(たこママさま)」
「これ以外のヨーグルトは全く食べないのに、これは、“モーさんのグルトいる~!!”といつもリクエストされます」(ひーさま)」
「優しい甘さですごくおいしいです!とってもまろやかで毎日食べたくなる味です」(よっしーさま)
「ヨーグルトがあまり得意ではなく、バニラ味しか食べられなかったのですが、このヨーグルトに出会ってからこちら一筋になりました。後味がなんともサッパリしていて爽やかだと思います」(miさま)


そんなお声をたくさんいただく、四日市酪農さんのヨーグルト。

「食べくらべるとよく分かります。うちでは搾ったものがすぐ加工されている。一番近い牧場だと搾って1~2時間です。だから生乳の風味が活きている」

「量販店の売場を見渡すと、脱脂粉乳や安定剤などが使われていることが多いヨーグルトですが、鈴鹿山麓ヨーグルトは生乳100%。生産者が見えるヨーグルトです」

実はこのヨーグルト、酪農組合の奥さんたちご自身が「こんなのがいい」「このくらいがいい」「こんな感じがいい」と時間をかけて試行錯誤し、こだわりぬいて作りあげたおいしさ。


地元の小学校では、子どもたちの給食にも同じヨーグルトが提供されています

「てんさい糖を使ったのもそのこだわりから。もうね、ぜったいお買い得ですよ(笑)」と営業部長の前田祐一さん。

「ここの牛乳は新鮮。だからこそ、菌が増えないうちに牛乳にしたりヨーグルトにしたりできる。それがお客さまに、優しい風味とかフレッシュさを感じると言っていただけている理由かなと思います」

 

「2%」なのは、生乳100%だから

「鈴鹿山麓低脂肪乳」には、低脂肪乳がこんなに飲みやすいとは思わなかった、というお声がよく届きます。

「低脂肪ではありますが、普通の牛乳の半分より少し多いくらいの脂肪分は残っているのでコクもありおいしいです。2%の低脂肪牛乳、他であまり見かけませんが、良いですね。コーヒーに入れてもおいしい」(cさま)

そういえば、なかなか2%の低脂肪乳ってないですよね。

四日市酪農さんでは、搾乳した生乳の乳脂肪分だけをまず取り除いて、そこに生乳を加えながら2%に調整する、という作り方をしています。

脱脂粉乳などは一切使用していないのです。

「あえての2%。生乳で、成分調整だからここまでできるんです。
 一般的な低脂肪乳は脂肪を抜いて0.5%未満にしたものや、生乳に水・脱脂粉乳・バターなどを加えたもの。使える原料はそういう、決められた乳製品だけなんです」

自然のおいしさを活かして作っているからこその、他にはない2%なんですね。

 

牛舎にうかがいました。


この夏生まれた赤ちゃん。こんにちは

これから搾乳タイムの牛さんたちです。ヨーグルトのパッケージの牛さんに似てますね。

こだわりのおいしいえさを食べたら、のんびりしたひとときが待っています。

牛さんたちが向かうのは、ふわっふわの完熟堆肥をベースに作られた、1メートルもの厚さがある「特製フロア」。スタッフが毎日2回耕して、いつでも快適な状態を作っているそうです。

日本ではまだほとんど例のない、新しい飼い方です。自分でいそいそと移動して、好きなところで休む牛さんたちの表情はゆったりと落ち着き、リラックスしていました。

本来は、こんなふうにごろごろしているものなんだそう。

「1頭ごとのきっちりした区画分けとか、下がひやっとしたり、ぬかるんでいたりというのがないから、ストレスがないでしょう。
以前は、産後すぐはぐったりしたり立てない時期もあったんですが、これに変えてからお産のときの逆子や難産がなくなって、母子ともにめちゃめちゃ元気なんですよ」

毎週召し上がっていただいているヨーグルトや牛乳は、この元気な牛さんたちからお届けしています。


あっ、太田さん。なめられてますよ!

(写真)中楯知宏 

 


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