旬のコラム
2017/05/04

【オール熊本べんとう】小学生、本日遠足。

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天草出身で熊本市内在住のフリーライター、木下 真弓さんが家族のために日々作るおべんとう。

蓋を開ければ、色彩豊かな熊本の食の恵み100%。
「県民としての手前味噌ですが…わざわざ県外産を使わなくても、かなりバラエティあふれる弁当になるのが熊本のすごいところです」

震災後の今、県内各地の食材がこうして手に入ることのありがたさをよりいっそう強く感じている木下さんの、おべんとう日記をご紹介します。

 


【20170417】

  • 天草産わさもん玄米×桜の花の塩漬け
  • 肥後のうまか赤鶏に有明海でとれた「通宝海苔」の板のりと、梅肉を巻いたもの
  • 牛深「原かまぼこ店」の半熟ばくだん
  • JA天草のモロッコインゲンを牛深・茂串海岸の海水でつくられた「塩工房宝島」の「天草灘の海の塩」と益城「坂本製油」の「純ごま油」でナムル
  • JA天草の天草晩柑と小国町のニンジンでキャロットラペ
  • 西原村のシルクスイートと高浜ぶどうの茶巾
  • 八代のプチトマト

天草に春を告げる「牛深ハイヤ祭り」へ出かけた昨日。

パワフルで陽気で美しいあの踊りと
ヨイサーヨイサーサーサヨイヨイ♪
の名調子が頭の中でぐるぐるしながら
朝から楽しいお弁当の時間でした。

海上交通の要衝として、
多くの帆船を迎え入れた港町・牛深で
地元の女性たちが船乗りたちとともに
歌い、踊った牛深ハイヤ節が、
このお祭りのルーツ。

実は、、、天草出身ながら、
あの道中踊りを生で見たのは初めてで。
あらためて、牛深や天草の人たちの
海との向き合い方だったり、
もてなしの気持ちだったり、
人とのつながり、地域とのつながり重視する
情愛の深さのようなものを感じたのでした。

会場には天草の美味しいものもいっぱいで。
JA天草のブースで激安で販売されていた
天草晩柑をニンジンとともにラペにしてみたり。
Koki Haraさんの自信作「半熟ばくだん」も投入です!

すでに夏日のキーワードも飛び出す熊本なので。
春の名残りを惜しむように、桜の花もオン。

今日は最盛期のスイカの再撮へ。
もうすぐ初夏だ。

<今日のあまくさンソルト>

牛深「塩工房宝島」の「天草灘の海の塩」

<今日のその他の加工品・調味料>

牛深「原かまぼこ店」の半熟玉子入りばくだん

http://www.kamaboko.gr.jp/

「通宝海苔」の板のり

坂本製油の純ごま油

西原村のシルクスイート

地震後、農業ボランディアでシルクスイート農家さんのもとでお手伝いさせていただき、あの土でつくられるシルクスイートのおいしさに驚いたのでした。熊本県内よりも、中部や京都などへ出荷されることが多いそう。私がお邪魔した日の出荷分もそういえば、岐阜へ行く便だったっけな。断層の上にあって段差ができ、せっかく作ったばかりの畝が大きくうねってしまっていたあの畑。今年もそろそろ、植え付けの時期を迎えているはず。また会いに行きたいなぁ。

西原村物産館「萌の里」

http://www.moenosato.net/

<牛深ハイヤはこちら>

http://ushibuka-haiya.com/

 

 


【20170418】

  • 「春陽食堂」で販売されている、菊池の堤公博さんの「ふっくら玄米」
  • 天草の養殖ブリの切り身をスパイスで漬け込んだもの
  • 「緒方エッグファーム」の「かぐや姫たまご」と「牛深水産加工業協同組合青年部」の「混合けずり節」を使った、だし巻きたまご
  • 益城の春菊のおひたし
  • 熊本県産パプリカと芦北のキュウリのピクルス
  • 合志のネギ坊主を炒めて甘酢に漬けたもの
  • 阿蘇「志賀食品」の「ちょろぎ漬け」
  • 五和のプチトマト

いつもは夕食の片付けで玄米を浸水させるのだけど、
うっかりすっかり忘れていたことに気づいた明け方3時。
2時間じゃ浸水時間足りないだろうなぁと思いつつ、
ふと目に付いたのが先日、
「春陽食堂」で見つけた「ふっくら玄米」でした。
菊池で農薬を使わずお米を育てる農家さんで
米の食味鑑定士でもある堤さんが手がけたもの。

3時に漬けて5時半に土鍋で炊き始めたのに、
炊き上がりは外の皮がプチッとはじけて、
もち米みたいにもっちもち!
こうも違うのかと、驚きました。

子どもたちにも大好評。
ズボラで忘れんぼだけど、
玄米のうまみが大好きな私の
お助け米を見つけてしまった!
(次はごはんの状態が見えるお弁当にします(苦笑))

 *****

昨日のぞいた「クラッシーノマルシェ」に
ネギ坊主が売られていたので
とりあえず買ってみる。
これ、食べられるのね。
知らなかった。

炒めて甘酢で漬け込んで。
青い外皮のシャキッとした食感と
甘くてとろーんとした白い部分が
なかなかうまくてクセになりそう。

天ぷらでもいいんだとか。
へー。なんでも食べてみるもんですね。

久しぶりに卵をだし巻きにしたら、
「うわっ、いつもと違う、うま!」
と子どもたちが大喜び。
ストック出汁も、また仕込んでおかなくっちゃ♪

<今日のその他の食材・調味料・加工品>

菊池の農家で米の食味鑑定士でもある堤さんと春陽食堂コラボで生まれた「ふっくら玄米」

https://www.facebook.com/haruhisyokudou/

?合志市「緒方エッグファーム」の「かぐや姫たまご」

http://www.ogataegg.jp/

 


【20170419】

  • 「春陽食堂」/菊池の堤さんのふっくら玄米
  • りんどうポークと芦北牛のひき肉と芦北のサラたまちゃんで作ったハンバーグ(息子作)
  • 「緒方エッグファーム」の「かぐや姫たまご」でスクランブルエッグ(息子作)
  • 植木「前田牧場」のプリンセスポークのウインナー
  • 西原村のシルクスイートの蒸したもの(次女作)
  • 玉名のアスパラガスと合志のパプリカを炒めたもの(次女作)
  • 焼き野菜のピクルス(自作)
  • 天草のスナップエンドウ
  • 五和のプチトマト

小学生、本日遠足。
お弁当の日。

 

日曜から献立を考え、
役割分担をし、
朝5時半起きであーだこーだいいながら
頑張った小学生チーム。

「余分に作っておくね」と
私たちの分までつくってくれたので、
おかずをいただき、詰め込みました。

ありがたいな。
いただきます。

 


【20170420】

  • 「春陽食堂」×「菊池の堤公博さん」のふっくら玄米
  • 天草の小アジ(アジゴと呼んでいたけどw)と、芦北のサラたまちゃんと西原のニンジンの南蛮漬け
  • ゆでたまご
  • 合志チンゲンサイを玉名の「東製油」の「なたね油」と「天草塩の会」の釜炊き塩でナムルに
  • 河浦のナスと嘉島のセロリの味噌炒め
  • 熊本県産あか牛のスジと合志のダイコンの煮物
  • 合志のシイタケを高森「豊前屋本店」の田楽味噌と阿蘇の粉末山椒で田楽風に
  • 五和のプチトマト

「ママはいつからお弁当を作るようになったの?」

ゆうべ娘から聞かれ、 あらためて振り返りました。

一人暮らしの頃は、給料前のピンチのときに
半額セールで買い込んだ冷凍食品たっぷりのお弁当を。

子どもが保育園の頃は、ジブリ系や
その時々の流行っている
キャラクターを模したキャラ弁を。

今みたいな玄米食と野菜たっぷり
手づくりおかずのお弁当になったのは、
母がガンを患って食の大切さに気づかされ、
体メンテナンスのために
お弁当を自作していた夫と出会ってから。

熊本食材にこだわるのは、
たくさんの生産者の想いを伺い、
さらに去年の地震に遭ってから。

家族と熊本の今がつくってくれた
お弁当でもあるのかも。

なんだかいろいろありがたい。

 


【20170422】

  • 阿蘇のミルキークイーンを2分つきで
  • 肥後のうまか赤鶏をカレー風味のチキンカツに
  • 合志の菌床シイタケを牛深のサバ・アジ・イワシの削り粉と「東肥」の赤酒、松合食品の九州産丸大豆醤油で含め煮に
  • 焼き野菜のピクルス
  • 大矢野のスナップエンドウ

どうにか、納品のメドがついて
ホッとした朝。

ゆっくりコーヒーでも飲もうと思っていたら
子どもらそれぞれ練習試合だとかで
こぞって5時台に起きてきた。

ひとり時間はのちほどゆっくり。

シャキッと気合い入れるため、
今日の弁当はスパイスを効かせた
チキンカツ。
そういえば、ゆで卵を入れ忘れたw

 


【20170424】

  • 天草産わさもん玄米
  • 天草産アサリを東陽村の生姜でしぐれ煮に
  • 山椒の葉
  • 天草産マダイの甘酢あんかけ(西原村のニンジン、小国の長ネギ)
  • 姫戸の卵でたまごやき
  • 牛深「貝川蒲鉾店」の燻製かまぼこと自家製切り干し大根の煮もの
  • 嘉島のセロリのおひたし
  • 合志のスイカ一番果の皮を津奈木町の「ばらん家」の黒糖蜜と宇城の「吉田果樹園」の「レモニーレモン」で漬けたもの
  • 八代のプチトマト

こんもりとした雑木の山は、
新緑?深緑ととりどりの緑に染まり、
沿道には赤、白、ピンクのツツジが咲きほこり、
すっかり初夏の風情にあふれていた天草路。

天草諸島の島々や、マグロの生け簀、
イカ釣り漁船を眺めながら焼酎を楽しんだ
船上バーの爽快感を思い出しつつ、
今日もいつものおべんとタイム。

おととい食べたスイカの皮を
ばらん家の黒糖蜜と宇城のレモン果汁で
漬けておいたら、フルーティな一品になりました。

アサリは生姜としぐれ煮に。
ひと雨ごとに木の芽もすくすく。いい季節。

ちなみに、今日の弁当箱。
1段バージョンも2段バージョンも
日奈久の桑原竹細工店で見つけたもの。

「URBAN RESEACH」の
JAPAN MADE PROJECT KUMAMOTOの
商品としても登場予定です!

<今日の加工品>

牛深「貝川蒲鉾店」の燻製蒲鉾
天草・牛深の茂串海岸の沖合で採水した海水から作られる「塩工房 宝島」「天草灘の海の塩」と近海の魚介で作った蒲鉾を、天草の松の木で燻した燻製蒲鉾。香りが良くてそのままで食べてもおいしいです。

http://kaigawa.jp/

宇城「吉田果樹園」のレモニーレモン

減農薬栽培のレモン果汁をボトリング。さわやかな香りと酸味なので、酢と合わせて使ったり魚にかけたり、炭酸割りにしたり。冷蔵庫に一本あると重宝します。

https://www.yoshidakajuen-rin.com/

#オール熊本弁当

#あまくさンソルト

#JAPANMADEPROJECT

 


【20170425】

  • 植木町の「前田牧場」のプリンセスポークと、小国の長ネギ、五和のハナハジキ(高菜の花で、鼻をはじかれたくらいにツンとした辛味がすることから命名されたそう)、西原村のニンジンをすき焼き風に。仕上げに4度目の正直の温泉卵と、バルサミコ酢、ブラックペッパーをちょっと添えて
  • 姫戸のプチトマト
  • 河浦のマスタードグリーン、芦北のサラたまちゃん、阿蘇のささげ豆のピクルスのジャーサラダ
  • 日奈久の「桑原竹細工店」の箸
  • 大矢野の「蔵々窯」のレンコン型箸置き

考えごとをしながらやってたら
温泉卵にことごとく失敗。
そうだ、卵入れたあとは
火にかけちゃいけないんだった!
と、気づいた時にはすでに3個が
ただの半熟ゆで卵になったあとでした。

沸騰した湯に差し水をちょっとして、
卵を入れたら蓋をしてほっとくだけ。
雨予報だったので、
洗濯物を部屋干ししながら完成です(苦笑)

子どもたちは大好きな半熟ゆで卵つきの朝食で
テンションあがっていたのでそれでよしw

やっぱりどんなに脳みそ沸騰していても、
弁当の時間は弁当だけに集中しよう。
脳内をフラットにするためにも
仕事前に自宅で朝ヨガだな。

 

 


【20170426】

  • 熊本市「タカラヤパン」のフランスパンに有明の「食の天草にじ」の「ますたーどみそ」を塗り、「天草産天然ハマチと苓北の天草晩柑橘、姫戸のプチトマト、苓北のリーフレタスとバジルでハマチサンドに
  • 合志のビーツの甘酢漬け
  • 御船のタケノコと合志のキュウリのピクルス
  • 松島のレンコンを玉東の「東製油所」の古式しぼりの「なたね油」と「ロザリオの塩」の「藻塩」で焼き上げたもの
  • 五和のヒジキと高森の在来種みさを大豆のひじき豆
  • 天草のフダンソウを「東製油所」の「なたね油」と「ソルト・ファーム」の釜炊き塩でナムルに
  • 姫戸のプチトマト

「桑原竹細工店」の桑原さんが手がけた
日奈久竹細工のランチボックスを初使用。

ワクワクしっぱなしの朝でした。

実は3年ほど前、工芸館で見かけたときから
ずっとずっと使ってみたかったのです。

あの逸品がURBAN RESEACHとのコラボによって
さらにブラッシュアップされて登場したのが
このオリジナルランチボックスです。

桑原さんが幾度もやり直しながら、
作ってくれたあの風景を思い出し、
ちょっと胸が熱くなる。

中村いすずさんの丁寧な手しごとが光る
nonoyaの平成天草更紗の箸袋にも、
桑原さんの竹箸を入れて。
染めの後のタイミングで雨が続き
なかなか乾かずに大変だったと聞いています。

JAPAN MADE PROJECT “KUMAMOTO”として
展開されているものたちは、いずれにも

「美は細部に宿る」

という言葉の意味を感じる逸品ばかりです。

本当にありがたすぎる。
愛おしすぎる。

熊本のすばらしさをまたひとつ、
見せていただきました。

大切に大切に、使わせていただきます。

東製油所のなたね油

なたね油独特の風味が苦手な私ですが、玉締めと呼ばれる古式製法でつくられる東製油の油は風味がおだやかで大好きです。

桑原竹細工店×URBAN RESEACHの日奈久竹細工のランチボックス

nonoya×URBAN RESEACHの箸袋

JAPAN MADE PROJECT “KUMAMOTO”

http://www.urban-research.com/feature/40212/

#日奈久竹細工 #nonoya #平成天草更紗 #URBANRESEACH

 


【20170427】

  • 鹿央の黒米と阿蘇のミルキークイーン玄米
  • 河浦のエソのすりみを東製油のなたね油で揚げたもの
  • ゆでたまご
  • 天草産カボチャのサラダ
  • 熊本産ナスを焼きなすに
  • 新和のアオサと大矢野のキュウリの酢のもの
  • 合志のスイカ一番果
  • 姫戸のプチトマト
  • 苓北のリーフレタス、小国の紫キャベツ、阿蘇のササゲ、高森のみさをダイズのサラダ

スイカを皮を生かした状態で
お弁当サイズに切ると、
主に甘くないところだけになる(笑)

キウイサイズのスイカがあったら
きっと、可愛いのに。

 


【20170428】

  • 乾燥ゴボウ(菊池の水田ゴボウ)と乾燥ニンジン(西原村のニンジン)と乾燥ショウガ(東陽)の炊き込みごはん
  • 天草産オコゼの丸揚げ(笑)
  • 有明のニンニクの芽の塩炒め
  • 御船のスイゼンジナと南関揚げのおひたし
  • 河浦の青のり入り炒り卵
  • ビーツの甘酢漬け
  • 姫戸のミニトマト

試飲会でお借りしていた
酒樽の回収を店の開店11時前に
終わらせねばならないことを
思い出した時点でもう10時。

作り始めから詰め終わるまで
所要時間30分。
作り置きはビーツのみ。

やればできる子と自分を励ましながら
やりきりました。

今日のメインは、
オコゼの丸揚げ。

(次回は5/18更新予定です)

食べて応援! 熊本のおいしいもの>

 
ライター/木下真弓(きのした・まゆみ)
熊本県天草市育ち、熊本市在住のエディター&ライター。地域景観コーディネーター。くまもと手しごと研究所キュレーター。3児の母。ふるさとの美しい自然や伝統、食文化を子どもたちの世代に伝え継ぐことを目標に日々、模索中。趣味は、県産食材を使ったお弁当づくりとヨガ、キャンプなど。
くまもと手しごと研究所http://kumamototeshigoto-labo.jp/

 


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