旬のコラム
2018/03/14

【生産者からのおたより】梨のように甘い「塩玉ちゃん」を作る、熊本の子出藤(ねでふじ)さんより

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限りなく100点に近くしたい

「玉ねぎの成長過程では、ストレスをかけるところ、かけないところの見きわめが大事。子育てとおんなじですね」

熊本の子出藤(ねでふじ)農園は、すぐ隣が有明海。「塩玉ちゃん」はいよいよ出荷のときを迎えました。
これまでに召し上がったお客さまから「まるで梨のような甘さ」「シャッキシャキで甘みがあってすごくおいしかった!いくつでも食べられる」「野菜嫌いの子どもも、かき揚げにしたらぱくぱく食べてました」といったお声をたくさんいただき、2015年の農家・オブザイヤーでは見事ニューフェイス部門賞を獲得した「塩玉ちゃん」。

包丁で切った瞬間から水分がふつふつとあふれるほどのみずみずしさは、春の訪れを感じさせてくれますね。
一番の特長は、なんといっても甘みと旨み!

生産者の子出藤さんから「塩玉ちゃん」ファンのお客さまへのメッセージをお届けしますね。

 


 

この冬は寒波が強くて、例年より時間がかかったけど、もうすぐお届けできます。 昨年よりも水分が多くて、じゅわっとジューシーな仕上がり。秋に雨が少なかったから、その分、身に水分や栄養分を蓄えようとしたんだね。それでいて、ちゃんと糖分も乗っていますよ。

子育てするのに環境のいい地元・熊本へ里帰りしてから、父と2代で玉ねぎ作りに取り組んできました。うちの畑のすぐ隣は、もう有明海。海のミネラルが豊富な土壌に、さらに塩とにがりをまく農法は、塩分の影響で水を十分に吸えないストレスから甘くなる地元の「塩トマト」をヒントにしたんだよ。

塩やにがりをまく回数などいろいろ試行錯誤して、病気に強く、甘くてやわらかい、みずみずしい玉ねぎができるようになったんです。

東京ドーム1.5倍の面積が、ぜんぶ玉ねぎ。毎日手をかけて育て、傷つけないように草取りも収穫も、すべてスタッフと手作業でやっています。

玉ねぎの成長過程では、ストレスをかけるところ、かけないところの見きわめが大事。子育てとおんなじですね。
娘にも、時には親心で「にがり」をかけているよ(笑)

わが家では、ほとんど生で食べます。スライスして、サラダに入れることが多いかな。甘みや旨みがメインで辛みがないから、水にさらさなくてもそのまま食べられるんだよね。
畑で獲れるちっちゃいサイズだったら、肉じゃがにまるごと入れて使ったりすることもあるよ。天ぷらや、輪切りをステーキにしたものもおいしいね。

うちの子たち、この味を知ってしまっているせいで、 生意気なことにレストランで出てくるサラダの玉ねぎが食べられなくてよけちゃうんだよね。辛いからって…。

 


スライスして、新物のわかめ、たたいた梅、かつおぶしでさっと和えて

 

もしおいしくなかったら、教えてほしい

 

毎日、塩玉ちゃんと向き合って作業しているとき、頭の中ではこれを食べられたお客様が「うみゃーね!おいしいね!」って言ってくれるのを想像する。すると、やる気が出ますね。
農家は、「わーおいしかった!」のひと言のためにやっているので。

Oisixのお客さまからこれまでにたくさんいただいた「おいしかった!」のお声はもちろん嬉しいけど、もしおいしくなかったら、その時にもぜひ教えてほしいですね。

人の味覚はそれぞれだから、100点にするのは難しいかもしれないけど、そういったお声も聞かせてもらって、限りなく100点に近くしたいと思ってます。

 


 

春先の今がいちばんみずみずしい! 塩玉ちゃん

皮をむいた瞬間に思わず見とれてしまうほどみずみずしく真っ白な「 塩玉ちゃん」 は、有明海の潮風に育まれました。 熊本特有のきめの細かい火山土に、にがりと海水塩を加え、土のミネラル濃度を高めているからここまで甘いんです。
収穫のタイミングが難しい「塩玉ちゃん」を毎日試食して「もう出せる」、「まだ出せない」を判断し、一番いい頃合いで出荷してくれる生産者の子出藤さん。塩と一緒にたくさんの愛情を降り注いで育てた「塩玉ちゃん」は、食べれば笑顔になれる味わいです。


スライスしてかつお節をかけたり、マヨネーズと醤油で和えたり

 


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